新サンフード工業株式会社
久保量平 様
原料調達部 部長
近隣の農業生産団体の強力なバックアップのもと、南九州産の農産物 ほうれん草・さつまいもなどを主原料とした、冷凍野菜や調理冷凍野菜を供給している一貫生産型の生産工場です。
厳選された素材を使用し、厳格な品質管理、及び生産管理の徹底に日々取り組んでいます。
食の安全分析センターをどのような目的で利用していますか?
冷凍ほうれんそうの原料の安全性を確認するために、食の安全分析センターで残留農薬検査をしています。
食の安全分析センターを利用してよかったと思うところは何ですか?
何といっても結果報告の速さです。弊社では、ほうれんそうを冷凍加工する前に食の安全分析センターで残留農薬検査を行います。検査結果は原則翌日に分かるため、問題ないことを確認後、収穫して加工を行うことができます。農薬残留の心配のない原料のみを工場内に搬入しています。
また、私たちは原料の栽培に使用している農薬の残留を確認することで、農業生産工程の管理に取り組んでいます。これに対して、食の安全分析センターは使用農薬成分の分析法の開発を行ってくれています。依頼者の声に柔軟に対応してくれるところも食の安全分析センターの良いところです。
今後食の安全分析センターに期待することは何ですか?
栽培には決まった農薬を使用しており、病害虫発生時には、防除(農薬散布)を進めています。
防除後、収穫前の検査体制や結果報告がスピーディーであることや、年々検査項目の拡大が進んでいるところは非常に助かっています。また、農薬だけではなく、食品のおいしさや機能性の分析にも期待しています。