残留農薬検査メニュー

残留農薬検査は現在5つのメニューをご用意しております。

メニュー名価格
(税込み)
納期 このような方にオススメ
残留農薬500成分一斉分析¥77,000最短
翌日
・残留農薬のリスク管理がしたい
・できるだけ多くの農薬を測定したい
残留農薬400成分一斉分析¥55,000最短
翌日
・残留農薬のリスク管理がしたい
・GAP等の申請, 更新時の分析に使用したい
残留農薬300成分一斉分析¥33,000最短
翌日
・試しに残留農薬検査をしてみたい
ジチオカルバメート系農薬分析¥33,000最短
翌日
・ジチオカルバメート系農薬を分析したい
個別分析¥11,000最短
翌日
・一斉分析に含まれていない農薬成分を測定したい
宮崎県の補助金について

農薬を学ぼう

農薬を学ぼう!

農薬とは、農薬取締法で「農作物等を害する菌、線虫、だに、昆虫、ねずみ、草その他の動植物又はウイルスの防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤、除草剤その他の薬剤及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤」とされています。
上記のように、農薬を使用せずに今と同じように食料生産を維持するには、現在の約3倍の農耕地が必要となり、草地、森林の大規模開発せざるを得なくなります。また、収穫量の面では、農薬を使用しなかった場合、ほとんどの作物で減収となります。したがって、農薬は私たちの現在の生活を維持するうえで重要であると言えます。

(参照:農林水産省「農薬とは?」 JCPA農薬工業会

農薬を規制する代表的な法律

農薬を規制する代表的な法律
・農薬取締法
・食品衛生法

しかしながら農薬は、使用を間違えれば環境や人体に悪影響を及ぼす恐れもあるため、日本には農薬に関する法律が2つあります。

1つ目は農林水産省が所管している農薬取締法で、農薬について登録の制度を設け、販売及び使用の規制等を行うことにより、農薬の品質の適正化とその安全かつ適正な使用の確保を図り、もって農業生産の安定と国民の健康の保護に資するとともに、国民の生活環境の保全に寄与することを目的としています。つまり、作物ごとで使用しても良い農薬が決まっており、登録されている農薬以外の使用は禁止されています。

2つ目は厚生労働省と消費者庁(2024年4月1日から)が所管している食品衛生法で、人の健康を損なうおそれがないように残留農薬基準値を設定しています。作物ごと、かつ農薬ごとで残留していても問題ない量が決まっており、その基準を超えた食品の流通・販売・輸出等は禁止されています(いわゆる「ポジティブリスト制度」)。
ポジティブリスト制度では、すべての農薬等(農薬、飼料添加物、動物用医薬品)を対象としており、その対象を「残留基準」、「一律基準」、「基準を設定しないもの」の3つのカテゴリーに分けています。また、基準値については、食品安全委員会が農薬等のヒトに対する健康影響についてリスク評価を⾏い、厚生労働省がその評価結果に基づき食品中の残留基準値の設定を⾏っている。これらの審査により安全性が確認された後、農薬等としての使用が許可されています。
残留農薬検査結果に問題ないかは、この2つの観点から判断されます。

(参照:農林水産省「農薬取締法の概要(改正後)」 JCPA農薬工業 消費者庁「食品衛生法における農薬の残留基準について」

農薬の残留基準違反 原因は?

ドリフトについて

残留農薬基準違反の1番の原因は隣接作物からのドリフトです。ドリフトとは、散布された農薬が目的外の農産物に付着してしまう現象を指します。
例えば、ニンジンには使って良い農薬でも、ダイコンは使ってはいけない農薬があったとします。ニンジンとダイコンの畑が隣接している状況で、その農薬をニンジンに使用した際、意図せずにダイコンにもかかってしまうことがドリフトの原因の一つです。
そのような違反防止策の例として、農薬一斉分析メニューで検査を行い、実際に使用した農薬以外の多くの農薬成分を確認することがあります。食の安全分析センターでは、残留農薬500成分一斉分析残留農薬400成分一斉分析などの検査メニューがございます。是非ご活用下さい。
また、当センターの成績書の判断方法や基準値・農薬適用の検索方法についても説明しております。コチラのページをご覧ください。

残留農薬検査の特徴

信頼性のある試験結果

ISO/ICE17025を取得しております。認定書

ISO17025とは、試験所が正確な測定を生み出す能力があるかどうかを、権威ある第三者認定機関が認定する国際規格です。

また、外部精度管理として技能試験(FAPAS)に毎年参加をしており、信頼性のある試験結果の提供に努めております。

ISOに関する記事はコチラ

ISO取得

GAP取得・更新時の残留農薬検査も対応

私たちは残留農薬検査において、日本GAP協会公認の推奨検査機関です。

また、JGAP指導員も在籍しております。
ご相談等ありましたら、お気軽にお電話ください。

GAPについての記事はコチラ

JGAP認定検査機関認定書

検査結果の最短翌日報告

依頼書の「電話で速報後、成績書を郵送」にチェックを入れるだけで最短翌日に結果を報告します。

追加料金は不要です。

お問い合わせはコチラ
TEL:0985-45-0328

高い技術力

宮崎県総合農業試験場開発の分析技術と、検査機関では数少ない超臨界流体クロマトグラフ質量分析計という装置を用いて、多くの農薬を一斉に分析する技術を持っております。

また、これまでに約100種類の食品を分析してきた実績があります。

残留農薬検査 pesticide residue test SFC

残留農薬検査に関するお知らせ

GAP関係
GAP認証における残留農薬検査について
残留農薬検査
残留農薬検査の個別分析メニューを追加しました。
残留農薬検査
収穫前検査
【残留農薬基準】検出があった時の判断を解説

そのほか残留農薬に関するお知らせ・情報はコチラ